母のこと

終末期に入ってしまった母のこと

お通夜の日①

令和5年11月21日㈫

 

昨日は、直接葬儀場に連れてきてもらい、一晩母とみんなで過ごした。

母と居られるのも、後2日になってしまった。

一晩中、母の枕もとで話しかけたり泣いたりしているので、夫に「お義母さん、寝られへんし、おちおち向こうへ行かれへんからやめときよ」と言われながら、母のそばに居た。

その晩、娘は痙攣し大事になった…もともと心に不調があると、倒れてしまうので想定内ではあったけど…

 

13時から、湯かんをしてもらい棺に納められる。

2ヶ月、お風呂にも入れず寝たきりだったので、気持ち良かったと思う。

私たちも順番に手伝わせて頂いた。

シャンプー、アロマオイルでマッサージもして貰って、お化粧して貰った母は遺影の写真より随分と若くなっていた。

なんだか、やっぱり眠っているようで、母さんと何度も呼んでみたけど変わらず目を瞑ったままだった。

家族葬とはいえ喪主である私は、ここからは泣いてばかりいられず、淡々と行事をこなしていく事になる。